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建築場所
旭区 森小路

 祖父の持つ敷地を引き受け、親子4人+祖父の住宅を建てたい。メーカーに依頼するがなかなか自分たちの意見を理解してもらえない。知人から匠楽舎を紹介してもらい今回の計画がスタートしました。


2004.12   施主と初対面

 

登場人物

←建築家 橋本です。

←施主(夫)Sさん

施主(妻)Cさん

 

 約19坪の小さな敷地ですが、自分たちの要望を十分に取り入れた住宅を考えてもらいたいです。


要望
  家族がそれぞれの空間を確保でき、且つ明るく風通しの良い家

  観葉植物等置けて、和める空間のある家

  生活感のない外観

  家相に十分配慮してもらいたい

  予算内に納めてもらいたい

  鉄骨造

 

 周囲の環境は一方通行の細い道に小さく分割された敷地に建物が密集して建ち並ぶ街並み。限られた敷地の中では、建坪率・道路斜線等から建物のボリュームはある程度予想がつきます。

 その中で光・風を取り入れ快適な住空間にするためには一工夫が必要です。


2005.1   基本設計


 今回は要望(融資の関係で)の中から鉄骨造3階建てとしました。

 半2世帯住宅の構成となり、祖父・両親・子供の空間と中間の領域としてサロン・光庭を設け、プライバシーの確保出来るよう各導線に配慮しました。また、奥行きの長い敷地に光と空気の流れを確保する為にコートハウスの形態を取り入れました。


 はじめメーカーの持ってきたプランを先生に見てもらった時”これ違法をしないと建ちませんね”と言われた、メーカーに問い合わせてみると”そんなのどこでもやってますよ”と言われかなりびっくりしました。みんながやってるからって違法と聞くとなんだか後ろめたい気持ちになりますし、今回打ち合わせしていく中で、道路からの斜線・採光面積等いろいろな法規を元に建物が出来上がっている事を知り、いろいろ勉強させて頂きました。

 

 そうですね。街の中には驚く程多くの違法建築がありますね。何も知らずに購入されている方もいますし。


      

 

 プランを見せて頂いて光庭から光と風を取り入れる等、大変気に入っているのですが、ちょうど光庭の部分が家相でいう”欠け”になるのですが・・・・・

 特に家相について気にしているので、何とかして頂けないですか。

その他 もろもろ・・・・・


 確かに一辺に対して2/3までの凹みは家相でいう”欠け”となります。今回は光と風の流れを確保する為にあえて光り庭を取ったのですが・・・

 そうですね。解決策として光り庭各階の欠けとなる部分を化粧梁でつなぐことで、構造は四角い建物となるようにしました。その他 もろもろも何とか解決。

 

 占いの先生に見てもらったのですが”よく考えてもらった良いプランです。”とのことでした。やっとプランも決まり一安心と行きたいところですが、私達は銀行融資の交渉を進めて行きたいと思います。

 

2003.3   実施設計・施工業者決定

  

 当初施工業者選定は匠楽舎の推薦で一社、施主の紹介で一社での競争入札を考えていましたが、時間短縮と予算調整の加減で一社に絞って施工業者決定としました。

〜 複数業者に見積を依頼する利点 〜

 安く請け負ってくれる業者を選べる

 工事単価を把握しやすい(項目事の調整が出来る)

〜 欠点 〜

 業者決定までに時間がかかる

 初めてつきあう業者は信頼関係が薄いので、要注意。

 安いなりの仕事では困りますので。

〜 一社に絞る場合の利点 〜

 ネゴーしながら図面の調整も出来るので、予算に近い実施図が出来る

 起工までの時間が短縮出来る。

 予算の上でちょっと無理も何とかしてくれる(たぶん)

〜 欠点 〜

 単価が把握しづらい(項目の調整となる資料がない為)

などなど

 

匠楽舎では、予算・竣工時期・施主の要望などにより業者の選定の仕方を変えます。  

 

 銀行提出用の概算見積をつくってもらったり、現地にも何度が足を運んでもらいましたし、先生が信頼して仕事を任せられる工務店と言うことで今回は藤工務店さんに施工を依頼することになりました。

 

2003.4   工事請負契約

 

 夢や希望を詰め込んでつくった図面一式、見積してみるとやはりかなりの予算オーバーでしたね。ここからの減案作成は毎度の事ながらつらい仕事です。

 今回は工務店の協力業者の見直し・メーカーの見直し・構造の見直し・何点かの中止項目で、何とか予算の中に納める事が出来ました。

 

 何とか予算の中に納めて頂いて本当にありがとうございました。予算が厳しい事は、打ち合わせ中に何度も出てきましたので、実際”工事してもらえないのかも”とか断られるのではないかと心配していました。

 契約書に署名・捺印したとき、ほっと胸をなで下ろすのと同時に、これから自分たちの家づくりが始まるのかと思うと楽しみで仕方ありません。

 

8月末の竣工に向け工事スタートです。

 

 

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